こんにちはクロワッサンです
今回は地方公務員とその家族に向けた話題です
みなさん互助会って聞いたことありますか?
公務員であれば誰しもが聞いたことのある言葉
実は就職すればほぼ強制的に加入しているものになります
今回は一体互助会って何なの?という疑問をテーマに互助会のメリットデメリットを紹介していきます。
強制加入⁉️互助会のメリットデメリット
公務員のみならず、職場では互助会という組織を作っている場合があります
では早速、メリットデメリットの紹介からしていきましょう
メリット
・冠婚葬祭等での給付金
・出産・新築等での給付金
・異動や昇進時のお祝い
・物品購入時の補助
デメリット
・毎月の徴収金
・ほぼ強制加入
・貰えるお金が少ない場合もある
・用途が不鮮明
私の感じた主なメリットデメリットは以上になります
では、それぞれの項目について順番に解説していきます
互助会とは?
そもそも互助会とは何なのでしょうか
今回は公務員の互助会について解説します
※会社にもあったり、互助会という名前の入った企業も存在します
互助会って?
互助会は実は法律に基づき設立された組織になります
地方公務員法第42条第1項(厚生制度)
地方公共団体は、職員の保健、元気回復その他厚生に関する事項について計画を樹立し、これを実施しなければならない。
引用:とある法律判例の全文検索 地方公務員法第42条第1項
上記の法律で言うところのその他厚生に関する事項に含まれるものになります
職員の士気を高める活動への助成や、お祝い等の一時金を支払うことが主な活動となっています
組織としては、市役所関係の市町村互助会や、県職員の県互助会等、職種毎に存在するのが一般的です
強制加入なの?
基本的に就職した時点で勝手に加入させられる事がほとんどですが、組織的には任意加入とはなっているはずです
もし仮に脱会したい場合には担当部署や規約を確認しておきましょう
人によっては天引きされる額よりも多くの恩恵を受けることが出来るので、事業内容も確認しておくよ良いでしょう
ちなみに、解約ができないという職場もありますのでご自身で確認をしましょう
互助会のメリット
では互助会のメリットについて紹介します
基本的な互助会の活動として給付金が挙げられます
ただし給付金の額は数千円から多くても2〜3万円といったところ
結婚、出産、入学等の祝い金
入院、手術、退院等への見舞金
異動、昇進、派遣等での餞別
一度に貰える金額は多くはありません
しかしライフイベントや入院等の予期せぬ出来事で、給付金があるのはありがたいですね
互助会には給付金の他にも、さまざま活動がありますが、その一例を紹介します
スポーツ活動への助成
宿泊施設や旅費の割引き
職員同士の交流を深める活動への助成
活動資金は職員の給料から積み立てたものなので、基本的には職員に対する助成活動が主になってくるようです
具体的な支払い例としては、スポーツ活動の施設利用費や、職員間の交流活動(地域のイベントに参加)した際の昼食代等があります
つまり、メリットとしてはっきり言えるのは、職員同士の助け合いによるもので、各種イベント時に給付金や助成金を出して貰えると言うこと。
互助会のデメリット
では次に互助会加入のデメリットを紹介します
掛金と給付金
デメリットの一つに毎月の掛金がかかると言う特徴があります
掛金は月に数百円から千円代のところが多いようです
仮に月500円だったとすると、年間で6000円になります
結婚・出産・昇進と毎年何かしらの給付金を受けていればお得感があります
しかし、独身で昇進もしない等の期間が長いと、あまりその恩恵にはあずかれません
つまり、人によってリターンを得られる人と、掛金だけ払い続ける人が出てきてしまいます
もちろん他に職員の活動で助成されている部分もありますが、人によってリターンの差は生じてしまいます
用途と脱会
次に大きなデメリットとして、用途が不鮮明なところがあります
毎月いくら積立てられ何にいくら支出したのか、担当部署に直接問い合わせるしかありません
悪用されているわけではないのですが、あまりオープンに報告がされません
「毎月掛金を支払っているのに!」と不安を感じる方は少なからずいるようです
そして、ほぼ強制加入なので脱会しにくい点も大きなデメリットの一つ
脱会する際には助成金の出る活動には参加できない場合もあり、職員間のトラブルになる可能性もあるため、しっかり規約や職場環境の確認をしておきましょう
脱会のできない職場の場合、収支報告があり使用した金額や用途は分かるようになっているようです
まとめ
いかがでしたでしょうか
ここまでメリットデメリットを紹介してきましたが、私は互助会には加入していて良いと感じます
ライフイベントや職員間の交流を深める活動(除草作業や地域のスポーツ大会等への参加)が助成されるので、活発な職場はリターンが多い場合があります
また、ほぼ強制加入なので「1人だけ加入しません!」となると職場で浮いてしまうので、あまりオススメはできません
この活動をしましょう!となっても一人分だけ助成されないなら、自費が欠席するくらいしか方法がないので、毎回説明する手間が発生してしまいます
ただ、任意加入が原則のはずなので、脱会を検討する方はしっかり担当部署にも相談の上、検討しましょう。
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