三井住友の新サービスOliveとは？【メリットデメリットを紹介】

こんにちは！

今回は三井住友カード株式会社から２０２３年３月に新サービス「Olive」がリリースされました

このブログでは新サービスの概要からメリットデメリットについても紹介していきます

現在、三井住友カードのユーザーやこれから口座等の新規開設を検討している方は必見の内容になっています

ぜひ最後までご覧ください

※公式HPのリンクも貼りますが、説明内容を噛み砕いて紹介していきます（より詳しく情報を確認したい方は公式HPをご覧ください。）

三井住友の新サービスOliveとは？

Oliveとは三井住友グループ（SMBC・SMCC）の総合金融サービスです

リンク：Oliveホームページ

Oliveとは？

名前の由来は「企業のキーカラー」であるグリーンをイメージ

つながりを表現した輪「O」と人生や生活を表現した「Live」を組み合わせた名称になっています

新サービスにより金融取引・管理面といった生活に密着した部分が豊かに循環していくサービスになっています

サービス内容

Oliveは従来の金融サービスを組み合わせた様な特徴があります

例えば、証券口座と銀行口座は別々のアプリやウェブサイトで管理するのが一般的です

※連動させ入出金を簡単にするものもあります

Oliveでは「銀行口座」「カード決済」「ファイナンス」「オンライン証券」「オンライン保険」等の機能がまとめて管理・利用できるサービスです

投資をする方には、オンライン証券と銀行口座等を一括して管理出来るサービスは使い勝手が良さそうですね

カードの進化

Oliveのリリースで注目したい点はカードの進化にあります

Oliveでカードを作成した際の主な特徴や機能は以下のとおり

この４種類のカード機能を一つにまとめたもので、もちろんナンバーレスです

いやいや、カードを１つにまとめたってさ

そんな革新的な機能かね？とお思いのあなた。

三井住友さんやってくれました

カードを持ってなくともアプリ内でカード機能を切り替えて使えるサービスを展開

このアプリ上で切り替え出来るフレキシブルペイと呼ばれる機能はVisaが開発した世界初の機能

まさにキャッシュレス時代の「ありそうでなかった」を実現したサービスですね

IDの共通化

次に大きなポイントとして各アプリのログインに必要なIDが統一される点にあります

このアプリではこのIDという煩わしい問題が解決されるのは嬉しいポイントです

グループ共通の「SMBC ID」を登録することで既にある「Vpassアプリ」等のアプリにもメールアドレスだけでログイン可能になります

Vpassアプリは暗証番号や生体認証でのログインも可能なのでログイン時のストレスは少ないです

ポイントの使い道

三井住友系列では「Vポイント」という独自のポイント制度があります

このポイントは１ポイント１円で換算され、普段の買い物やSBI証券での投資への利用も可能です

幅広い使い道とSBI証券での投資を始める方が多く、現在注目を集めているポイントのひとつです

その他、楽天ポイントへの交換も可能ではあります（楽天ポイントサイト側から交換手続きする）

Vポイント→楽天ポイント交換方法：楽天ポイントサイト

口座開設特典まとめ

口座開設をした際のキャンペーンや特典をまとめてみました

（２０２３年２月末現在）

特典１：開設キャンペーン

２０２３年３月１日から４月３０日までに新規口座開設を完了した方を対象にしたキャンペーンです

期間中にOliveアカウント新規開設でVポイントが１０００ポイント貰えます

※ポイント付与月＋６ヶ月後末まで有効の期間限定ポイント

特典２：入金特典

２０２３年３月１日から恒常的に実施される常設特典です

期間中に1万円以上の口座入金でVポイントが１０００ポイント貰えます

※ポイント付与月＋６ヶ月後末まで有効の期間限定ポイント

特典３：デビット特典

２０２３年３月１日から恒常的に実施される常設特典です

アカウント開設から翌々月末までにデビットモードを使っての利用額に応じたポイントを付与

利用額×１５％で上限が１０００ポイントに設定されています

※ポイント付与月＋６ヶ月後末まで有効の期間限定ポイント

特典４：クレジット特典

２０２３年３月１日から４月３０日までの特典です

アカウント開設から翌々月末までにクレジットモードを使っての利用額に応じたポイントを付与

利用額×１５％で上限が最大１万５０００ポイントに設定されています

追加期限としてクレジットモードの申し込みから2ヶ月後末までは特典の対象となります

一般会員の付与上限は７０００ポイント

ゴールド会員の付与上限は１００００ポイント

プラチナ会員の付与上限は１５０００ポイント

※ポイント付与月＋６ヶ月後末まで有効の期間限定ポイント

特典５：ギフトカード

期間と実施期間は特典４のクレジット特典と同じです

期間中にクレジットモードを申し込むとモード追加月の翌月末までにVポイントギフトコード１０００円分が貰えます

特典６：SBI証券の特典

２０２３年３月１日から恒常的に実施される常設特典です

①SBI証券の仲介口座開設

②SBI証券Vポイントサービスの登録

③特典のエントリー

④カード積立て

①〜④の条件を全て達成で口座開設月の翌々月１０日時点の積立額に応じたポイント付与

積立金額×１０％で上限は５０００ポイントです

特典６：SBI証券＋入金

２０２３年３月１日から５月３１日まで実施される特典です

①「SBI証券の口座開設プラン」を達成

②カード積立設定

③口座開設月の翌々月１０日時点で証券口座へ2万円以上入金（入金額−出金額が2万円以上）

①〜③を全て達成で最大１万５０００ポイント貰える

口座開設月の翌月１０日時点（積立額×１０％＝最大５０００ポイント）

口座開設月の3ヶ月後の１０日時点（積立額×２０％＝最大１万ポイント）

メリット・デメリット

ここまで新サービスOliveの概要について紹介してきました

続いて利用についてのメリットデメリットを紹介していきます

メリット

・管理が圧倒的に楽になる

・カード機能の切り替えが便利すぎる

・新規口座特典が多い

・ポイントアップでお得に買い物できる

まずは新サービスの肝とも言える金融サービスを統合したような新機能です

オンライン証券や銀行口座を一括して管理できるだけでなく、カード１枚で多機能の上、アプリでカード機能を切替えて使えるのは強みです

また、新サービスということもあり特典が充実しています

特典の内容が今後変わる可能性もありますが十分に検討の余地がありそうなサービスです

特にSBI証券で投資をしている人、これからSBI証券を利用したい方には嬉しいサービスです

Vポイントにはサービスの利用状況に応じたポイントアッププログラムがあります

さらに通常０.５％の還元に加え

・コンビニ（セブン、ローソン等）タッチ決済で最大４.５％

・家族登録（１人１％）で最大５％

というポイント制度もあります

特にコンビニやマクドナルド、すき家等のポイント加算（３％還元）の店舗をよく利用される方にはオススメしたい決済サービスです

デメリット

・生活費用口座にするなら向き不向きがある

・ｉDでの支払いは全てデビットモードになる

・他の経済圏との併用は効率が悪い

デメリットとして生活費用の口座と証券用の口座を一括して管理する場合、家計管理をしっかりしないと失敗しやすいです

投資用に使いすぎたり、生活費を使いすぎて積立ができなかったりする可能性があります

生活費用口座とオンライン証券を一緒に管理する場合には注意しましょう

次に「iD決済」つまりカードでタッチ決済をする場合のデメリットですが、Oliveの場合はiD決済が全てデビットモードになる仕様のようです

公式サイトの注意書きにもありますので一度確認をしておきましょう

また、楽天経済圏の方がOliveを使う場合等、他の経済圏と併用する場合にも注意が必要です

「Vポイントも楽天ポイントに変換できるから良いじゃん！」と安易に考えないようにしましょう

証券や口座については経済圏毎にポイントアッププログラムが実施されていますので、Oliveを利用することで他の経済圏のポイントが下がる可能性があります

利用の際にはご自身の利用状況をよく検討してみましょう

まとめ

今回は三井住友の新サービス「Olive」について紹介しました。

・銀行口座やオンライン証券等を包括管理できる新サービス

・カードにはキャッシュ・デビット・クレジット・ポイント払いの４種一体型

・カード機能はアプリ上で切替えて使うことができる

「ありそうでなかった」を実現した便利なサービスなので、今後注目したいですね！

使い勝手や機能で注目したい点があれば随時紹介していきたいと思います。

Twitterでも簡単に紹介していこうと思っていますので、そちらも良かったら見てもらえると嬉しいです