公務員は持ち家派?賃貸派?【オススメはどっち】

公務員の教科書
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クロワッサン
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こんにちはクロワッサンです

みんなの永遠の悩み「持ち家か賃貸か問題

今回は公務員という職業に絞って考察していきたいと思います。

これからマイホームを検討されている方も賃貸派の方もぜひ最後までご覧ください

公務員は持ち家派?賃貸派?

公務員にとって持ち家と賃貸はどちらが良いのでしょうか

現状では持ち家派が多く、どちらとも言えない方が多い印象です

生涯賃貸だ!と決めている方は意外にも少ないようです

しかし、現状として金銭的理由から「持ち家は欲しいけど賃貸で我慢」という方も私の周りでは多くみられます

両方のメリットデメリットを踏まえ解説していきます

公務員に特化した内容となっていますが、その他の職業の方もぜひ参考にしてみてください

持ち家

公務員の多くはマイホームを建てています

自分の家を持ちたい!という意見も多く、実家をリノベーションしたり建売りを買ったりと形は様々です

メリット

持ち家のメリットは次のとおり

・庭や建物の自由度が高い

・法的な資産となる

・売却や相続等の選択肢が多い

注文住宅を始めとした持ち家では、庭や建物を自由に設計や増改築等が出来る自由度の高さが売りです

他にも資産となり土地や建物の所有権を得られることが大きなポイントです

※「家は資産ではない」という意見もありますが、これはキャッシュを生まない不動産としての価値を判断したもので、資産運用上の資産ではないという解釈です

※法的にも所有物としても価値のある物件であれば資産となり得ます

今回は不動産投資の観点ではなく、個人の住宅事情を解説したものになるため資産運用上の解釈とは異なります

持ち家の場合、所有権を得られるのでその後売却するも相続するも自由です

そういったその後の手段にも自由度があるのは持ち家の強みと言えそうです

デメリット

持ち家のデメリットは次のとおり

・ローンを背負う

・異動や引っ越しリスク

・補助が受けられない

まず第一に多額のローンを組むことです

何十年と返済が待っているローン地獄に何の準備もなく飛び込むのは危険です

また、異動や引っ越しのある職場であれば注意が必要です

特に国家公務員であれば全国、地方公務員でも県内や地域内での異動があります

場合によっては引っ越さなければならず、単身赴任等の可能性も出てきます

そうなった場合、せっかく建てた家に住めなくなってしまい無駄にローンの返済だけ残ってしまうリスクもあります

その他、賃貸であれば家賃補助が受けられる公務員・会社員にとって補助が受けられないというデメリットがあります

賃貸の一軒家であれば補助が受けられても、自分で建てた家だと補助はありません

生涯で換算するとかなり大きな金額になるのでよく検討したいところですね

※ 地方公務員の家賃補助は最大2万7000円なので20年で648万円にもなります

賃貸

賃貸は管理者が別でいるので手間なく住み続けられるのが大きな特徴です

持ち家という大きな買い物を避け賃貸にする選択肢は最近では広がりつつあります

メリット

賃貸のメリットは次のとおり

・メンテナンス不要

・補助が受けられる

・住み替えが容易

まず、管理者がいるので駐車場や公共スペースは綺麗に保たれます

家賃補助という大きな武器も手に入れられます

家賃補助は先ほども書いたように、地方公務員であれば最大2万7000円の補助が出ます

参考資料(国家公務員の諸手当)

家賃を2万7000引きで利用できるのは、かなりお得です

その他、異動や引っ越しの際にも特に持ち家ではないので気兼ねなく住み替えられます

デメリット

賃貸のデメリットは次のとおり

・所有権はない

・庭や増改築等の自由後がない

・アパート等で直近に人が住んでいる環境

賃貸なので所有権がなく、引っ越せば手元には何も残りません

もちろんそれが良いポがイントではありますが、車で言うリースの状態なのでその後の利用手段がないことは当然です

また、庭や公共スペース等は無断で使用できなかったり制限が設けられている事がほとんどです

その他、隣に知らない人が住んでいて物音が気になる!と言う問題もデメリットの一つです

公務員はどっちがオススメ?

では公務員はどちらがオススメなのでしょうか

今回は国家公務員地方公務員に分けて私の考えとして紹介していきます

国家公務員

ズバリ国家公務員は賃貸がオススメです

全国転勤が主な国家公務員の異動は県を離れるため持ち家には不向きな面があります

子供を転校させないようにと持ち家を選ぶ場合、ほぼ単身赴任となってしまう事があります

メインの考え方としては、子供の生活拠点を移すか否かです

一緒に引っ越しを都度行うのであれば、賃貸を強くオススメします

単身赴任を前提にするのであれば持ち家もアリですが、持ち家に加え単身赴任の家賃等の出費がかかることは把握しておきましょう

地方公務員

地方公務員は子持ち世帯であれば、持ち家をオススメします

理由としては、

・子供の生活拠点や庭遊びが可能なこと

・自由度が高いこと

が大きな要因です

地方公務員は主に所属する地域内での異動が主になります

県であれば県内、市であれば市内での異動です

自宅から離れる距離がある程度限られているため生活の拠点は構えやすい状況です

子供が独立して夫婦2人には大きすぎる家も、売却や賃貸物件としての貸し出し、子供へ譲渡等その後の選択肢も多くあります

賃貸でない理由としては地方ほど高齢者の孤独死等や認知症によるトラブルも目立ち、不動産会社としても高齢者の入居に頭を悩ませているところです

老後になって住む場所を借りにくく、選択肢が狭いと言うのが選ばなかったポイントです

上手な使い方は?

実家をはじめとした空き家物件を探すことです

契約時に庭や修繕、増改築も可能であればなお良いと思います

一戸建てを賃貸として借りることで、所有者は解体せず家賃収入が入るので満足

借りる側も持ち家のようなメリットを残しつつ、家賃補助等の賃貸のメリットも受け取れる手段です

例えば、空き家となった実家等を「親から借りる」と言う方法でも賃貸として認められる場合があります

その場合、低価格の家賃で借りられ家賃は親へ入るため家族内でお金が回っていく形になります

ぜひ一度自分に合った方法を見つけてみましょう

注意点

今回紹介している持ち家と賃貸の問題にはいくつか注意点があります

・老後の問題

最近では孤独死や賃貸物件内で亡くなった場合の対応が問題となっています

不動産会社としては避けたい内容なので、高齢者は賃貸物件を借りにくい状況となっています

ずっと賃貸で暮らしてきたけど将来的に住む家に困るという問題も出てくる可能性があるので注意しましょう

その他、賃貸であれば老後も家賃という固定費がかかるため資産形成も計画的にしなければなりません

・家賃補助

家賃補助(住居手当)を貰う際にも注意が必要な場合があります

例えば、実家を親から借りて住むという方法を使えば家賃補助が貰えます

しかし親と同居している場合は証明書類がなければ補助が受けられない場合があります

10年単位で見れば数百万円の大きなメリットを活かすにはしっかりと適用条件を確認する必要があります

金額の負担はどちらが大きい?

仮に持ち家のローン返済と賃貸の料金を比較してみます

持ち家は3500万円のローン返済

賃貸は月6.7万円(地方)と仮定

条件として、

・30歳から60歳まで仕事

・60歳から85歳までを年金等で生活

合計55年間暮らすことで試算します

持ち家

3500万のローンで仮に1%程度の利息の場合、約550万円もの利息が付きます

修繕費・維持費等で500万円を現役と老後の2回必要とする場合で試算します

3500(ローン)+550(利息)+1000(維持費)=5050万円

もちろん修繕等にもっとお金がかかる場合もあります

マンション等の場合、最初の購入金額こそ持ち家よりも安い場合が多いのですが、駐車場代管理費等の負担が毎月発生するので固定費は意外にもかかる事が多いです

維持費は外壁塗装や屋根の管理等がありますが、絶対にしない人もいますが、あくまで試算であることはご了承ください

賃貸

次に賃貸の試算をしていきます

家賃6.7万円×55年間=4422万円

地方公務員で家賃補助が出た場合、

2.7万円(補助)×30年(在職中)=972万円

4422万円ー972万円=3450万円

地方の家賃として試算しましたが、世帯向けの賃貸や首都圏であれば家賃が高くなります

家賃9万円の場合、

・家賃補助なし 5940万円

・家賃補助あり 4968万円

となります

駐車場代や管理費等含むと意外にかかってくる可能性はありますが、総合的に見ると金額的には大きな差がありませんね

まとめ

持ち家か賃貸かは悩みの多い問題です

固定費の支払いだけで言うと、

・持ち家 → 現役中が高く、老後はなし

・賃貸 → 現役から老後まで一定

と言うことになるため家庭の経済的な事情に合わせて選んでいきましょう

ちなみに私は持ち家派です

お庭で家庭菜園やバーベキューをしたいのが大きな要因です

皆さんはどちらですか?

どちらを選んでも後悔のないようにじっくりと考えてみてください

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