こんにちはクロワッサンです
私の夫は現役の地方公務員
今回は地方公務員の給料明細についての話題になります
地方公務員や、その家族の方は必見ですので、ぜひ最後までご覧ください!
※お手元に給料明細があると分かりやすいですよ
意外と知らない給料明細の項目
給料明細でよく分からない項目ってありませんか?
そんな項目をいくつかピックアップして紹介していきます
・長期厚生掛金
・長期退職掛金
・短期掛金
・介護掛金
これらの項目では数千円から数万円程、天引きされています
この項目って一体何?
今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。
※細かい解説や負担金の計算方法は自治体やサイトによって若干違いがあります
正確に知りたい場合は、職場で確認をしましょう
順番に解説していきますね
長期厚生掛金
ではまず、長期厚生掛金から解説していきます
厚生年金のこと
長期厚生掛金は分かりやすく言うと厚生年金の保険料です
在職中に一定額を支払うことで、将来の年金に充てられます
会社員・公務員は老齢基礎年金に加え、老齢厚生年金を貰えるのですが、その厚生年金の保険料として給料から天引きされています
給料明細によっては、共済長期掛金や、共済長期厚生掛金と表記されていることがあります
長期退職掛金
次に長期退職掛金です
こちらも給料明細によっては表記が共済長期退職掛金等となっている場合があります
年金払い退職給付金
民間企業で言うところの企業年金になります
これがあることで公務員は年金が基礎年金・厚生年金・退職給付金の三階建てになっています
平成27年9月までは経過的職域加算額(共済年金)と言われていましたが、名前も新たに年金払い退職給付金の制度が始まりました
※以前は民間サラリーマンと公務員で厚生年金が別々に存在していましたが、平成27年10月から一元化されました。
給料明細に記載の掛金は、この積立分と思っていただければ大丈夫です
ちなみにこの給付金は受け取り期間を選択することが出来ます
選択できるのは3つ(一時金・10年・20年)
種類も(退職年金・公務障害年金・公務遺族年金)と3種類あります
公務員は老後のために手厚く年金を積み立てている訳ですね
短期掛金
短期掛金は組合員やその扶養家族に対する給付金の掛金です
傷病一時給付金
掛金は病気や出産・死亡した場合に支払われるための資金となります
※高齢者医療制度の支援金等や退職者給付拠出金の支払いに必要な費用を含みます
制度としては傷病手当金等の一時的な給付金なので、給付の条件に合わないと貰うことは出来ません
なので、あまりお得感は感じにくい部分となりますね
でも病気や出産時に給付金が貰えるのは安心だね
介護掛金
最後に介護掛金です
この掛金は40歳から64歳の2号被保険者が支払う掛金になります
該当する年齢までは負担することはありません
介護保険料
この掛金はいわゆる介護保険料の事です
要介護者の介護給付と要支援者の予防給付や、市町村独自の給付があります
給付を受けるためには市町村等の認定を受けて、介護サービスを受ける必要があります
介護サービスの利用
施設入所や在宅介護サービス等が該当します
制度に該当するサービスであれば、利用料に上限があるため過度に支払いが多くなることはありません
しかし、該当外のサービスも豊富にあるのでサービス利用前に確認しておきましょう
まとめ
いかがでしたでしょうか
今回は給料明細に記載されている項目(長期掛金・短期掛金等)について紹介しました
書いてあるけど、あまり触れない項目なので、ちゃんと理解している人は少ないです
理解していればマネーリテラシーの高い人になれるかと思います!
ぜひ、この機会に自分や家族の給料明細を確認してみましょう!
なお、掛金の負担割合は年度によって変動がある場合もありますので、詳しくは職場等で最新の情報を確認しましょうね
またねー!!
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