Amazonから突然アカウント停止のお知らせ!?
・・・と慌てた方もいらっしゃるのではないでしょうか
今回は若い世代も詐欺被害に遭う可能性のある詐欺メールについて紹介します。
大事な資産を守るためにも必要な知識として紹介をします。
画像付きで実例と具体的な対処法も併せて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください
Amazonを名乗る詐欺メールの対処法
Amazonの名前を使って送られてきたメール
どのように対処すればいいのでしょうか
対処方法は大きく3つ
1. まずは詐欺かどうか確認する
2. 無視して迷惑メールに登録
3. メールアドレスを変更する
やり方も含めて順番に解説していきます。
詐欺かどうかの確認方法
まずはメールアドレスです
Amazonは公開しているアドレスとして「amazon.com」や「amazon.co.jp」といったドメインを使用しています。
※ドメイン・・・インターネット上の住所のようなもの
メールのアドレスが正規のドメインからでは無かったら詐欺を疑いましょう
ちなみに私が確認した詐欺メールの中には、yahoo.co.jpのフリーメールを使ったものもありました(笑)
そのほかには、メールに添付されたURLや認証ボタンからではなく、正規のアプリやPCサイトから確認をする等の方法があります
心配な場合には公式サイトの問い合わせ先に相談しましょう
無視して迷惑メールに登録
心当たりのないメールは無視しましょう
迷惑メールとして登録したり、同じアドレスからのメールは受信しないよう設定することもおすすめです
メールアドレスを変更する
例えメールを「迷惑メール」などに登録したとしても、相手がアドレスを変えて送ってくるケースがあります
頻繁にメールが来るようであれば、自分のメールアドレスを変えるのが最も手っ取り早い方法といえます
簡単に言ってしまえば、「相手に知られているメールアドレスを使わないようにする」ということ
詐欺犯にあなたのメールアドレスが知られてしまっている状態が原因だからですね。
詐欺図鑑(amazonメール)
amazonメールのような手口を分かりやすく図鑑化してみましょう
フィッシング詐欺の典型的なもので、メールやSMS等で送信したメッセージを利用して情報を盗み取る又は金銭を要求するような手口になります
メールの受信設定やアドレス変更等の対策が簡単ですが、利用者の多いサイトを名乗っている事もあり被害の遭いやすさも考慮して危険度「5段階中の2」と判断しました。
標的とされる年齢層ですが、ネット通販(ECサイト)を利用するユーザーの多い20代から40代と考えられ、比較的若い世代が対象となるでしょう
注意喚起の記事やニュース等で取り上げられたのも2019年から目立ち始め、割と最近になって活発になっている手口になります
3つの実例(画像あり)
実例の紹介をしたいと思います。
体験したことのある方は飛ばしてもらっても大丈夫です
実際にどんなメールが来るの?と思う方はご覧ください
では、実際に来たメールを見てみましょう
実例1【会費支払い方法の確認】
プライムをご利用いただきありがとうございます。
Primeの会費のお支払いにご指定いただいたお客さまのお支払い方法が承認されないため、Primeの会費(税込550円)をご請求することができませんでした。
現在、AMAZONプライム会員の特典はご利用いただけません。
3日以内にお支払い方法を更新いただけない場合は、お客さまのAMAZONプライム会員資格はキャンセルされます。
引き続きご利用される場合には、以下のリンクをクリックしてください。
(リンク)
実例2【アカウントの更新失敗】
Amazon にご登録いただいたお客様に、Amazon アカウントの情報更新をお届けします。
残念ながら、Amazon のアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが有効期限切れになっているか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。
お客様のアカウントを維持するためAmazon アカウントの情報を確認する必要があります。
(リンク)
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全のため、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
実例3【アカウント制限のお知らせ】
重要なお知らせ
お客様のアカウントとお支払いに関して、制限がかかってしまっております。
お客様のアカウント情報に不備がある場合、アカウントの制限が発生することがございます。
以下のリンクをクリックして、アカウント情報の確認・更新を行ってください。
手続きが完了するまで、一部のサービスを制限される場合がございますのでお早めに手続きを行なっていただけますようお願いいたします。
(リンク)
いずれもAmazonのロゴや会社名を使っています
少々日本語に違和感のある部分や、同じ文面で「プライム」と「prime」等、表記が揃っていない部分も見られます
翻訳が十分ではない海外からの詐欺メールの可能性もありますね
これらのメールは全て違うメールアドレスから送られてきたものです
ぱっと見ただけでは「え?アカウントが停止されるの?」と心配になります
さらに詐欺メール特有の「○日以内に手続きをしないと」といった時間的な猶予を与えない言葉が書かれていることが共通した特徴です。
このようなメールが来たら詐欺を疑いましょう!
実際の着信状況
私が詐欺メールを受信したのは2023年5月頃からです
最初は迷惑メールとして登録し、同じアドレスからのメールは受信しないよう設定しました
ところが、アドレスを変え、内容も少し変わったメールが1ヶ月で5〜6件程、届くようになりました
プログラム等を使い、不特定多数のメールに一斉送信している可能性もあるため、実際に自分のメールアドレスが漏れているかは分かりませんが、毎回ドキッとさせられるので迷惑ですね
しかし、気になるようであればアドレスの変更や、受信設定でURL等の付いたメールを受信しないよう設定する等をしておきましょう
私の場合、試しに迷惑メールにひたすら登録をしてみたところ、約2ヶ月ほど経過してからはメールが来なくなりました
絶対にやってはいけない3つのこと
メールを受信したら、やってはいけないことがあります
1. メールからアカウントログイン
2. 電話で問い合わせる
3. 過剰に反応しない
上記の3つさえしなければ、メール詐欺による被害を避けられるでしょう
メールからアカウントログイン
メールに添付されたURLや認証ボタンからはログインしてはいけません
認証ボタンを押すと、正規のサイトに似せたサイトに誘導され、アカウント情報を入力すると、その情報が詐欺犯にそのまま読み取られてしまう可能性があります
情報を読み取られると、あなたのアカウント情報で詐欺犯がログイン出来てしまい、好きに買い物をさせられてしまう可能性もあります
絶対に怪しいメールからのログインは避けましょう
万が一ログインをしてしまった場合には、パスワード等が書き換えられ自分ではログインできなくなってしまう可能性もあります
すぐにパスワードを変えたりアカウントの利用を停止またはAmazonのコールセンターへ問い合わせるようにしましょう
電話で問い合わせる
メールに問い合わせ先の電話番号がある場合には注意が必要です
その電話番号が正規の問い合わせ先ではない可能性があるからです
もし、詐欺犯の連絡先に電話してしまうとメールアドレスだけでなく、電話番号という大事な情報が漏れてしまうことになります
過剰に反応しない
詐欺だと思って苦情の連絡を入れる
自分のSNSアカウントで画像を投稿する
こういった行動をとってしまう方もいるでしょう
電話をすれば電話番号が
SNSで投稿すればSNSアカウントが
それぞれ特定されてしまう可能性があります
詐欺の手口に引っかからないようにと、気をつけたつもりが逆に自分の情報を曝け出してしまう事になりかねません
過剰に反応はせず、心当たりのない場合には無視したり反応を示さないようにしましょう
情報を入力してしまったら?
もし個人情報やアカウント情報を入力して送信してしまった場合はどうしたらいいでしょう
まずは、アプリや公式サイトからログインをして暗証番号やカード情報をリセットしましょう
そうすることで犯人が不正にログインをして買い物などをされる可能性は低くできるでしょう
クレジットカード情報を送信してしまった場合には、カード会社等に連絡をして停止するなどの手続きをとりましょう
そのほか、心配な点があれば個別に警察へ相談したり、定期的に購入履歴等を確認して不正な利用がされていないかチェックするようにしましょう
まとめ
今回はamazonからの詐欺メールについて紹介をしました
対処は迷惑メールかどうか確認し、無視するか自分のメールアドレスの変更を検討することをオススメします
絶対に、電話やメールで直接問い合わせたり添付されているURLからログインしないようにしましょう
詐欺サイトについては、警視庁のホームページにも画像付きで解説されていますので参考にしてみてください
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