こんにちはクロワッサンです
過去5年間に無事故無違反の方はゴールド免許です
しかし交通違反や事故をしてしまうとブルー免許に・・・
でも運転免許証の色が変わると何か損するの?
この記事ではブルー免許になることで、保険料がいくら上がるのか違反や事故による損失を解説しています。
現在ゴールド免許の方も、そうでない方もぜひ最後までご覧ください
免許証の色が変わるだけで損する!?
自動車の運転免許がゴールドからブルーに変わると、いくら損するのか
主に影響する部分は次の2点
毎月:自動車保険料
一時:更新時講習料、反則金等
大きな部分では、毎月掛金を支払っている自動車保険料が値上がりします
具体的にはゴールド免許割引きの適用がなくなるためです
その他、一時的な出費として免許更新をする際に支払う講習料が優良運転手と違反者講習では異なります
交通違反をすれば反則金があったり、事故や悪質な交通違反だと罰金が来ることもあります
掛金や違反等の種類によって金額は異なるので、それぞれの目安となる金額を順番に解説していきます
事故を起こすと自動車保険料はどのくらい上がる?
では、まず自動車の保険料がどの程度上がるのかを解説していきます
事故の種類
自動車保険に関係する事故の種類は3種類
ノーカウント事故
地震や津波等の災害での損害やオプションで付ける原付特約や個人賠償責任特約で支払われる場合は等級が変化しません
例:原付で歩行者と接触(原付特約で支払い)
1等級ダウン事故
盗難や台風、イタズラによる車の汚損・損害によるもの
例:台風で車が水没し故障した
3等級ダウン事故
他人の車、他人の物と衝突する事故や自損事故のによるもの
例:駐車場でバックしていたら隣の車に衝突してしまった
事故の種類によっては1等級か3等級ダウンしてしまいます
元の等級に戻るためには1等級であれば2年、3等級であれば4年経過しないと戻りません
等級の仕組み
ほとんどの個人ユーザーはノンフリート等級と呼ばれるものに該当します
車両を9台以下所有している方で、基本的には6等級からスタートします
無事故である限り毎年、等級が一つずつ上がり20等級が限度となります
事故をした場合の損額
では事故を起こしてしまうと保険料はどの程度上がるのでしょうか
今回は割引率を公開している3社の平均で解説していきます
参照した会社は、
・チューリッヒ
・価格ドットコム
・三井ダイレクト損害保険
の3社になります
各社の割引率と平均値を表にまとめたものがこちら
20等級で見てみると事故なしと事故ありでは割引率に17%もの差があります
仮に割引の適用される保険料が月1万円だった場合、月1700円の差となります
年間にすると2万400円と数万円単位で差が開きますね
表で見ると事故を起こすと(平均値で)最大22%も割引率が下がってしまいます
※ちなみに6等級以下は固定の数値となっています
もし3等級ダウンすると?
モデルケース(ソニー損保:概算保険料計算式)
年間保険料:6万円
20等級の人が3等級ダウン事故を起こした場合
事故なし:4年間で24万円
事故あり:4年間で29万2000円
もし3等級ダウン事故を起こすと、元の等級に戻るまで4年かかります
概算でも5万円以上の差が出ましたね
月に換算すると約4000円なので、固定費としては削減しておきたい金額です
ゴールド免許割引き
自動車運転免許がゴールド免許だといくら割引なのでしょうか
こちらも公開されている3社を例に比較してみます
ソニー損保 12%
SBI損保 最大23%
損保ジャパン 最大15%
3社の最大割引き率を平均すると約17%の割引率となりました
数値の大きさでは、先程紹介した20等級の場合での事故有、事故無との差と変わらない数値です
ちなみに「最大」とあるのは運転者を契約者本人限定とすることで最大となります
運転者を限定しない場合には若干割引率は下がるようです
割引が無くなるタイミングは?
免許証の色がゴールドからブルーになったからと言ってすぐに割引がなくなるわけではありません
各社で若干の違いはありますが、契約初日の時点でゴールド免許であれば割引が適用される事が多いようです
契約期間中に免許証の色が変わっても反映はされず、更新日等で反映されるので、若干のタイムラグがあることは覚えておきましょう
一時金(反則金等)
ブルー免許になる原因の一つに交通違反があります
交通違反の反則金は3000円~40000円と幅広くあります
仮に一時停止場所で一時停止しなかった場合
普通車:反則金7000円
次回保険更新日からゴールド割引きの適用なし(約17%)
※ゴールド免許は「過去5年以内の事故違反なし」が条件なので、5年間はゴールド割引き消失
例え軽い違反としても意外にもダメージが大きいことが分かりますね
次に罰金関係ですが、事故や悪質交通違反(飲酒運転や無免許運転等)での罰金も差がありますが、目安としては事故で数万円や、違反で10〜30万円程度が目安の数字と言えます
一度に数年分の自動車保険料代が飛んでしまう可能性もあるので、これらの出費は確実に避けたい所ですね
講習料金等
では免許更新の時間や料金はどの程度の差があるのでしょうか
※講習料金等は法改正により変動する可能性があります
ゴールド(優良運転手)
30分講習:料金3000円(更新2500円、講習500円)
ブルー(一般運転手)
1時間講習:料金3300円(更新2500円、講習800円)
※軽微な違反(1〜3点)が一回のみの場合等は更新期間は5年で優良と同じだけど色はブルー免許だったりします
ブルー(違反運転者)
2時間講習:料金3850円(更新2500円、講習1350円)
※交通違反を繰り返したり点数の大きな違反をした場合等
優良運転者と違反者では最大850円と1時間半もの差が生まれます
金額的には小さいですが、時間は大きな差ですね
まとめ
いかがでしたでしょうか
今回はブルー免許になるといくら損するの?という疑問を深掘りしてみました。
自動車保険料の場合、事故:割引率が約20%低下、ブルー免許:割引率が約17%低下
事故違反の一時金の場合、反則金や罰金数万円〜30万円前後
安全運転を心がける理由の一つは交通事故を起こさないように!というのは一般的です
しかし、固定費にも影響を及ぼしかねないことは覚えておきましょう
無駄な出費を減らすというリスク管理の面からも安全運転に心がけたいですね
ちなみに私はうっかり道を間違えて、進入禁止の道路に車で入ってしまいブルー免許になったことがあります
今後そのようなことが無いようにと戒めの気持ちを込めて記事にしてみました
皆様も安全で豊かな生活を目指していきましょう!
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