こんにちはクロワッサンです
今回は地方公務員の共済保険について紹介するよ
保険見直しに役立つ共済保険の注意点とその対処法
私の夫は現役の地方公務員です
夫に共済保険のパンフレットや資料を自宅に持って帰ってきてもらい、私はそれを読み漁る日々を過ごしてきました
何でそんな事をしたのか。
それは共済保険の内容が意外にも難しいからです
今回は私が勉強した共済保険について、地方公務員の家族向けた注意点とその対策を紹介していきます
でも職場に担当の人がいるし大丈夫じゃない?
家族も一緒に分かってないとダメなのよ
共済保険とは
そもそも共済保険とは何なのでしょうか
ざっくり紹介していきます
共済保険の成り立ちはその組織・団体によって様々ですが、同じ職場の有志が集まって作った保障事業であることが多いです
加入者で相互に助けあうと言う仕組みは保険と同じですが、協同組合が行う保障事業は「共済」と呼ばれています。
簡単に言うと事業を行う大元の組織によって名前が変わるイメージですね
共済保険の注意点
注意点?
特になさそうだけどな
掛金が高いわけでもないし
簡単に3つの注意事項にまとめたよ
1募集時期がバラバラ
2保障内容が重なる
3詳しい人が少ない
え?こんな注意点があるの!?
注意点1 募集時期がバラバラ
まず一つ目は保険の募集時期がバラバラであること
例えば、
医療保険の募集は◯月、生命保険の募集は○月、火災保険の募集は○月
といったように各種保険の募集時期は決まっています。
これは一度に保険料を見直すことが出来ないことを意味しています
もちろん一部の保険や結婚等の生活条件が変わった場合には、加入や変更が出来る場合がありますが、基本的には年に1度だけといった形ですね
私も保険料を見直した時は、本当に1年かかって「ようやく終わった!」と言った感じでした
1年か
民間保険よりも見直すのに一苦労だね
無闇に加入しているとその分、見直しで苦労してしまうかも知れません
募集時期への対処法
対処法として、募集時期の把握からしてみましょう
おそらく職場で「福利厚生事業の一覧表」や各種保険のパンフレットに募集時期が記載されています
何の保険がいつ募集なのかを確認してみましょう!
もしお手元にない場合には「総務・厚生・共済」等の担当者に確認してみてくださいね。
担当部署の名称は組織・団体毎に変わりますので、保険の募集をする部署の方に尋ねると間違いありませんよ
確認したらカレンダー等に募集時期であることを記入して、その時期が来たら募集のくる保険を見直してみてはどうでしょうか
私自身もカレンダーに記入して、今か今かと待っていた記憶があります
どうしても時期が来ないことには申し込みができないので、ぜひ早めの把握をしてみましょう!
注意点2 補償内容が重なる
重なるってどう言うこと?
実は共済保険で最も注意したいのが、この保障内容の重なりなんです
私と夫も知らずに「何となく」で加入している保険を洗い出すと同じ保障内容がいくつもあったんです
勿体無い加入の仕方をしている可能性もあるので、すぐに確認しましょう
でも何でそんなことが起きるの?
その原因は、共済保険の特徴にあります
各共済保険は募集時期も違うのですが、運営している組合も別な事が多いんです
例えば、
A組合・・・4月募集:医療スーパー保障(医療費、生命保険、がん保険)
B組合・・・8月募集:生命保険ダブル(生命保険、入院保障)
という様な保険があったとします。
職員の方のイメージとしては、
A組合は「医療保険に特化したものだ」
B組合は「生命保険なんだな」
という認識になっていることが多いです
ですが、もし上記二つの保険に入ると、生命保険の補償が重なることになりますね
さらに言うと医療費の中に入院保障も含まれると、そちらもダブっていることになります
すなわち「AとBはどっちかだけでいい」となります
確かに!
僕の共済保険も同じことになってる!
これは地方公務員の共済保険によくある注意点なんです
補償が充実する分には良いのですが、その分掛金もしっかり払っているので無駄のない加入となるよう気をつけましょう
同じ補償内容への対処法
まずは加入している保険の補償内容を洗い出すことから始めましょう
私も洗い出した時は、出るわ出るわ補償の重なりが・・・
全部で四種類(医療・生命・傷害・積立)に加入していたのですが、
入院補償が3つ
生命保険が2つ
医療保険が2つ
とガッツリ補償内容が重なっていました。
洗い出すことで、どれが自分に必要なのか不要なのかがハッキリ分かるようになりました
生命保険は単体で民間保険で加入し、不要な保険は解約しました。
だいぶスッキリした補償内容で、管理もしやすくなりましたよ
多くの公務員に当てはまることなので、ぜひ確認してみてください。
注意点3 詳しい人が少ない
詳しい人って担当の人がいるじゃないか
しかし問題は、その担当職員の少なさにあります
大きな所属でも総務や厚生関係、共済窓口等にいる職員は数人程度です
しかもその職員で所属の保険を管理したり他の業務をしているんです
つまりは「自分の加入する保険に詳しい人が担当者以外にいない」といった事になるんです
民間の保険であれば、基本的に担当者がつくものの保険会社に尋ねたり、サイト上で情報を確認することができます。
しかし、公務員の場合にはそうはいきません。
分からなければ、その人に聞くか自分で勉強するしかないのですが、後者を選ぶ人がいないんです
業務中に聞こうにも忙しくて聞けないし、昼休みは相手に申し訳ないし
そういった状況から職員自身が保険の内容に詳しくなれる機会がほぼありません
確かに
自分で保険の勉強しようなんて思わなかったよ
ということで私が勉強する羽目になったんだよ?
詳しい人がいない事への対処法
詳しい人がいないならどうすればいいの?
その対処法は2つ
1つ目は担当者に聞く
忙しく聞けないならば職場のメールやメモ紙で分からない所をまとめておき「後日これを教えてください」と言っておきましょう
時間を見て後日に回答を聞くだけにすると時短にもなるし、担当者も空いた時間で調べてくれるので負担の少ない方法です
2つ目は自分で調べる
あまり使われていませんが、共済組合員向けのサイトがありログインするとパンフレットに記載されている内容などを見ることができます。
ただ、その存在はあまり浸透しておらず使う人がほぼいません
組織・団体によっては無料の相談窓口やライフプランのシミュレーションが無料で使える所もあるので、ぜひ確認してみましょう
より簡単な内容で知りたい!という方へ向けて今後、ブログやSNSでも投稿していきたいと思っていますので「自分で調べる」と言う選択肢の中にこのブログが入っていければ良いなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は地方公務員の共済保険にありがちな注意点3つを紹介しました
私自身の経験を通した注意点となっていますので、多くの方に当てはまると思います。
共済保険の勉強は非常に難しかったです。民間の保険の方が分かりやすい!
今後、需要があればブログやSNSでより詳しい内容を投稿していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
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